WordPress(ワードプレス)でつくっている最中(公開前)のブログやWebサイトは、アクセスを制限したくなることがあるかも知れません。
その場合、
- プラグインを利用する
- htaccessファイルを編集する
- サーバーの機能を使う
という3つの方法があります。
この中でプラグインを利用する方法については、こちらの記事で解説しています。
この記事では、サーバーの機能を使う方法を解説します。
今回はXserver(エックスサーバー)の解説です。
Xserver(エックスサーバー)について
筆者は殆どのブログと、クライアントワークのサーバーをXserverにしています。
※このブログはConoHaWINGです
特にこれといった理由もないのですが、強いて言うなら
- 万一のときのバックアップからの復帰が簡単
- 表示がサクサク速い
- 使い慣れてる
といったとことです。月額料金は最安ではないので、そのあたりはお好みでどうぞ。
Xserverでのアクセス制限の方法
さてXserverでWordPress(に限りませんが)にアクセス制限をかける方法を解説していきます。
まずサーバー管理画面(コントロールパネル)にログインします。
次に「ホームページ」という見出しを見つけて、その下にある「アクセス制限」を押します。
するとアクセス制限をかけられるフォルダが表示されます。
まずは「現在のフォルダ」の「ユーザー設定」を押します。
ユーザーIDとパスワードを入力する欄が表示されるので、自分で決めて入力します。
ユーザーIDはいつも使うもの、パスワードはパスワード生成ツールなどを使って決めましょう。
入力したら「確認画面へ進む」、次の画面で「追加する」を押してユーザーをつくってください。
次画面で「ユーザー設定に戻る」を押すと、「admin」というユーザーが追加されていることがわかります。
「フォルダ一覧に戻る」を押して、次は「現在のフォルダ」にアクセス制限を設定していきます。
「フォルダ一覧」の「アクセス制限」を「ON」にし、「設定する」を押してください。
この時点で既にアクセス制限がかかった状態となります。
非常に簡単ですね。
ちなみに、同じサーバーに別のドメインのブログをインストールしている場合にも、同じ方法で可能です。
まとめ
Xserverでは、WordPressに限らず、好きなディレクトリのアクセスを制限することができます。
もしWordPressを複数インストールしていたりする場合にも、「このブログだけ公開したくない」といった場合に便利に使えます。
ぜひ一度お試しください。
またページ単位でアクセスを制限したい場合には、WordPressの標準機能で可能です。
こちらの記事を読んでみてください。
WordPressのアクセス制限。ベーシック認証とパスワード保護を解説