株式会社ローリン

TOPICS

2021.05.05

ビジネス

7期目を終えて

こんにちは。代表の佐藤です。

早いもので、なんと気がついたら弊社の7期目が終了していました。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、実は今度ワインショップを開店する予定で、現在その準備で忙殺されております。

「なんでワインショップ?」という疑問についてちょっと触れますが、今日のところは7期目の振り返りをメインにしたいと思います。

7期目、どうだった?

コロナ、厳しかったですね。今も続いてますが。結果的に、7期目は数年ぶりにちょっと赤字だと思います。

コロナ禍って時代にマッチする業態はめちゃくちゃ伸びるし、マッチしない業態はホントに厳しい状況に追い込まれると思うのですが、ウチは幸か不幸かそれらが半々くらいのイメージで、じわりと良くない感じが続きました。

制作に関しては、一気に仕事がなくなったとかそういう感じではないのですが、より「制作会社の選別が厳しくなっている」と感じます。

弊社が今後制作会社としてゴリゴリやっていくのかと言われれば、様々なことを考えると単純にそれだけでは厳しい。でも実際は制作会社だと認識されている部分も大きいので、そこのギャップについて考えているこの頃です(このことについては別の記事で書きます、たぶん)。

さて、1年前の記事「6期目を終えて」の最後にこんなことを書いています。

変えるべきものを変え、捨てるべきものを捨て、守るべきものを守る。

今までのやり方が通用する部分とそうでない部分を見極めて適切に投資し、なんとか生き残りたいと思います。

この、「変えるべきものを変え、捨てるべきものを捨て、守るべきものを守る。」という部分。結果的にも、これを強く意識した7期目でした。

変えるべきところは変えました。
守るべきものも守りました。

でも、どうしても怖さがあって、捨てるべきものを捨てるという判断ができませんでした。

人生は、古いものが置いてある場所を整理して空けていかないと、新しいものが入って来ないように思うのですが、それを思い切ってできなかった。

以前はできたのになーとずっと考えていたのですが、ちょっと背負うものや持っているものが増えてきたことと、情熱を傾けられる対象を探していたんじゃないかと思います。

しかし後半は自分の中で踏ん切りが付いたのか、「これだ」というチャレンジに踏み出すことができました。

このチャレンジ、動き出してはいるものの、まだスタートもできていないので結果は出ていません。でも、希望を持って7期目を終えることができたのは確か。

振り返ってみれば、今までの経験があったからこそチャレンジする判断ができたし、その判断を良いものにしていくのはこれからの自分でもあります。

チャレンジとは

さてこのチャレンジですが、「ワインショップをはじめる」というものです(これについては、いずれブログで書きます)。

僕はみなさんと同じように、社会に出てから何度かのチャレンジをしてきたのですが、一番大きなチャレンジは勤めていた会社をやめて自分の会社を作ったことでした。家も家族も持っている状態での独立でしたから、かなりドキドキしました。

今回のチャレンジは、その次くらいに大きなものになるような気がしています。それはこのチャレンジが、僕の今までの仕事や生き方の集大成となる事業だと思うからです。

ただ、一人だったら絶対にできていません。共同代表である岩須直紀さんがいたからこそのものです。

僕と飲みに行ったことがあるひとは聞いたことがあるかもしれませんが、僕は、創業期において事業をグッと伸ばすなら共同代表制がとても有利だと思っています。

なぜなら、複数の代表が、100%ではないかもしれないけれど、ほぼ同じ方向を向けるからです。そしてその強さは実際に動き出してからひしひしと感じています。

それは、

  • 得意分野が違うので、明確に役割分担ができる
  • 時間や時刻に関係なく、やるべきことは絶対にやってくれる
  • よほどのことが無い限り「袂を分かつ(辞める)」ことを心配しなくて良い
  • 絶対に他責にしない

といったところです。

これについてもまた詳しくは別の記事で書きたいのですが、とにかく僕はいま久しぶりに、前だけ向いて走れている快感を得ています。今、めちゃくちゃやることあって本当に大変なんですけど、全然苦にならない。

人間って不思議なもんですね。

8期目に向けて

さてすでに8期目がスタートしているわけですが、上で書いたチャレンジを良いものにすることが当面の大きな目標です。

とはいえこれは、別会社(株式会社ニタスといいます)を立ち上げて始めたので、ウチの会社(ローリン)の数字とはあんまり関係ないんですよね(この経緯も、また別の記事で書きたい)。

なので、ローリンはキッパリと現状維持が目標です!ヨコヨコでいければOK。

その分をいまお付き合いしてくださっているお客様と、ワインショップとNZワインラバーズ運営に振り向けたい。

そして、今期こそただ作るだけのお仕事はできるだけ少なくして、僕のこれまでとこれからの経験を還元できるような、伴走できるお客さんとともに将来の成長に繋げたいと考えています。

今期も色々あるでしょうけれど、なんか久々にとてもポジティブな精神状態で新しい期を迎えられています。

チャレンジ、苦しいけど楽しいですよね。今期もよろしくお願いいたします。

著者情報

佐藤崇史
佐藤崇史代表取締役
Webの色々を中心に、様々なモノ・コトを使ってお客様のビジネスををサポートしています。特に地方で頑張る中小企業の業績を一緒になって伸ばしていくのに生きがいを感じます。自社Webメディア複数運営。最近はゲーム配信も少々。

お役に立てましたら、Twitterフォローお願いします。

note
ニュージーランドワインラバーズ