株式会社ローリン

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2019.03.08

ビジネス

仕事に電話って必要?全部チャットとメールで大丈夫なのか考えてみる

こんにちは。代表の佐藤です。

なんだか2月一杯で納まるかなーって思ってた仕事が思いの外納まらず、余裕でしょって思ってた仕事が全然余裕じゃなくて3月に入ってからもクソ忙しいです。

そんな中、今朝音楽聴きつつ本読みながらバス通してたら、至福の時間をぶった切る着信音がなりました。

画面を見ると「あーこのひとか。。。」っていう感じで超テンション下がる相手。

もちろんiPhoneの居留守機能使って放置です。

そしてオフィスに着いて、諸々仕事を処理してから折電。

電話が鳴ってから2時間ほど経ってたかな。

そしたら相手の人とこんなやり取りに。

 

「佐藤くん、電話でないねえw 忙しいんだねえw」

「あ、すみません。移動中だったので〜」

「ていうかさー、電話全然出ないけど、会社大丈夫?」

「え、どういうことですか?」

「お客さんから電話ならないの?まずいでしょ。仕事あるの?」

「いやいや電話ほとんど使わないんでw」

「それでどうやって営業してるの?それでいいの?」

「あーホントすみませんすみませんすみません(もうダメだこの人w)」

 

これ、いま書き起こしてて思うんですけど、相当ヤバイですよね苦笑

ぶっちゃけて言うと、あなたの電話に出たくないだけなんだよね。

そして案の定、このあと割とどうでもいいことでグチグチ言われました。

もともと苦手な人なんですけど、あまりに腹が立ったのもあって、ブログにぶつけるわけです笑

この記事では電話の是非について、いつか書いとかなきゃと思ったので、この機会に書いちゃいます。

次のアポもあるし、スキマ時間30分以内に書き上げるつもりなので、誤字脱字等お目溢しくださいませ。

結論 電話?必要に決まってる

結論から行きましょう。

仕事に電話が必要か?

そりゃ必要に決まってるでしょ。

電話無いと困ることめっちゃある。

でも、ぶっちゃけ最近僕が電話対応していることの8割位は、電話じゃなくてもいいことなのも事実。

なので、必要なんですけど、それでもここからは否定していきたいと思います。

電話ってめちゃくちゃ暴力的だ

電話がファーストチョイスの人に言いたいことは、これだけと言っても過言ではない。

それは

電話ってめちゃくちゃ暴力的な連絡手段ですよ

ということ。

これ、昔から思ってるんですよ。

いきなり電話してきて要件を言ってくる人って、多分スマホやPCで文字を打つのがめんどくさいんでしょ?

前職は営業さんが仕事を取ってきてなんぼ、という会社にいたので、出先から電話がバンバンかかってきます。

で、彼らはバーーーーっと喋ってくるんだけど、

「あ、メモるの俺なんだ」

ってなりますよね。

お客さんからの電話なら、まあ仕方ないこともあるでしょう。

立場とか、それでもお付き合いしたいとかあるし。それは僕にもあるから全然否定しないです。

でも同僚とか後輩とか、あと利害関係ない人とかがいきなり電話してきて、内容をこちらがメモるとか、ぶっちゃけありえないですよね。

自分も、電話サポートが設けられてて、電話のほうがいいな、と判断した場合には電話します。

でも、サポートの人はそれ自体が仕事だから全然問題ない。それでもチャットのほうがいいときもあるし。

でも僕らは違う。

電話にでることは仕事じゃないんですよね。

これ、年齢で括られがちな話なんですけど、実はそうじゃないと思っていて。

だいぶ年上の方でも、LINE等が基本で「電話はちょっと特別なときに使う」という意識を持ってる人もいます。

じゃあどうして、そういう「意識の違い」みたいなものが生まれるのでしょうか。

 

コミュニケーションコストをどう捉えるか

先程も書きましたが、電話ってすごく暴力的じゃないですか。

僕が公共交通機関で移動していたり、他の仕事をしていたり、打ち合わせをしていても、お構い無しで鳴る。

出られない状況で鳴るわけだから、かけ直すまで「何かあったのかな」と気になる。

で、今朝のように色々キリが付いてから連絡すると「遅い」とか言われる。

これ、電話に出ることで仕事になっちゃってるひとと、そうじゃない人の違いなのかなって思ったんです。

多分今日電話してきた人は、とにかく電話には出る。そしてそれがお客さんへの誠意だと思ってるんじゃないかと。

お客さんに気に入られて仕事を取るスタイルのひとは、そうせざるを得ないですからね。この場合、電話に出ること自体が仕事になっている。

でも僕は全然そんなことなくて、電話番号なんて既に名刺にも書いてないし、Webサイトにも載せてません。

電話はコミュニケーションの一手段にしか過ぎなくて、それもコミュニケーションコストで言えば、相当上位に捉えてます。

ここの意識の違いなんだろうなあと思うんですよね。

電話ってかける方からすると、楽なんですよ。

でも受ける方からすると、予告なく時間を奪われるし、準備なしでいきなり要件を言われるわけですよね。

電話をすることが特別だという人からすると、

  1. 実際に会う(重い)
  2. 電話する
  3. メール・チャット・LINEなど(軽い)

ぐらいの重さの順位ですよね。

でも電話をすることが仕事、みたいなひとだと

  1. 実際に会う(重い)
  2. メール・チャット・LINEなど
  3. 電話する(軽い)

といった感じさえする。

この重さって、心的なものを含めたコストだと思ってて、ここのコスト意識に随分と差があるんだなあと思うわけです。

電話とそれ以外の連絡のメリットとデメリット

電話って便利ですよね。その場で回答がもらえるし。

でもデメリットも当然たくさんあります。記録が残らないこととか。

もちろんチャットやメールにもメリットとデメリットがある。

まとめるとこんな感じ。

 

手段 メリット デメリット
会って話す すごく意思疎通が図りやすい 場所と時間の両方が制約される
記録が残らない
電話 すぐに答えが手に入る
かなり意思疎通が図りやすい
アポなしTELの場合、
一方的に時間を奪われる
記録が一切残らない
チャット(LINE) お互いオンラインなら
すぐに答えが手に入る
自分のタイミングで返信できる
文字を打つのが面倒
オンラインじゃないと
答えがすぐに帰ってこない
意思疎通が難しい
メール 記録として残りやすい
送る文章を推敲しやすい
面倒な慣習が残っている
すぐに答えが帰ってこない
意思疎通が難しい

この、メリットとデメリット両方をしっかり意識した上で、使い分けていきたいところです。

じゃあ電話の位置づけは?

僕の中での電話の位置付けは、会うことの次に重いコミュニケーションです。

ということは、基本的にはやっぱりアポを取って時間を合わせて、その上で電話したい。

僕も「緊急対応してほしいのに、全然チャットに反応がない」とか、そういうときは仕方なく電話します。

でもそれ以外で電話することは、まずありません。

それは相手の時間を奪うことがわかりきっているから。

ていうか「それを意識してない人」と思われるのが恥ずかしいからってのもあります。

僕の周囲だと、事前にメールやチャットで

「○月○日の○○時頃、電話していいですか?」

というやり取りをするのが普通になってますしね。

まとめ

すべての局面で「いきなり電話」をやめるべきとは思いません。

でもせめて、普段から親しくしてない、関係性の薄い人にはそうしたらどうでしょうか。

電話に出ないからって会社大丈夫かどうか聞くとか、すごく失礼だからやめてみてはいかがでしょうか。

と、結局今朝の人にイラッとして書きなぐっただけですw

でもまあ割とみんな思ってることだと思うので、この機会にアウトプットしておきました。

今日は金曜日なので、このあとの打ち合わせが終わったら少し飲んで帰ろうと思います。

みなさんも良い週末をお迎えください!

著者情報

佐藤崇史
佐藤崇史代表取締役
Webの色々を中心に、様々なモノ・コトを使ってお客様のビジネスををサポートしています。特に地方で頑張る中小企業の業績を一緒になって伸ばしていくのに生きがいを感じます。自社Webメディア複数運営。最近はゲーム配信も少々。

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